キケンな生徒会サン!?
しばらくして、やっと口を開いたのはほのかだった。
「あのさ・・・生徒会に何があったのか分からないけど、まず、お試し期間で入ってみたらどうかな??」
お・・・ためし??????
「お試し期間????」
あたしが訪ねると
「うん♪お試し期間♪入ってみてイヤだったら辞めればいいし、続けたいと思ったら続ければいいし・・・。」
うーん、お試し期間ねー。そんなのがあいつ等が許さない気が・・・。
どうせ「お前にいつ拒否権があると言った??」とか言われるのがオチだろうし・・・。
とあたしが考えていると横から
「ほのか!!!その案良いよ☆サイコー!!!!!」
と真理子が言う。
オイオイ!君はどこから沸いてきたんだい??てか、君が相談してる訳じゃナイでしょーが・・・。
と、本人に言えるはずもナイので心の中でツッコミを入れる。
「で?祐麻はこの案についてどう思ってるの??」
とほのかが真面目な事を言う。
「うーん。じゃぁ、今日の放課後に交渉してみるね。」
たぶん断られるけど・・・。まぁ、やってみる価値はあるよね??