教室バロック






先生の家は
古くて小さな


だけど、


近所の人に
愛されて来たんだろうなって感じの
高い壁ばかりな、住宅街にある診療所

壁にツタがいい感じに生えてる



「 空哉くん…?! 」



呼び鈴を押すのを
少し躊躇していたら

新聞をポストに取りに来た
花さんに発見されてしまった






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