仮想世界に生きる少年
話し終わると、男は話し始めた。





「君が…」





「おじいちゃん…」








女性は驚いていた。






突然、男の意識が戻ったような表情になったからだ。








「ナツキさん、しばらく二人にさせてくれないか」





「…はい」








そういうと女性は支度をして部屋を出た。






「あんた…一体」







「やっとたどり着いたか。『infinite information』クリアおめでとう」





「俺はまだ『infinite information』をクリアしていない。俺は『Xファイル』を見つけていない」























「私が『Xファイル』だ」
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