仮想世界に生きる少年
春休みになり、俺は伊藤から一つの選択を言われた。

このまま、学校生活を続けるか『C』の活動を行うか。


俺は迷った。






学校生活は楽しかった。


この頃、俺はインターハイで決勝一歩手前まで行ったからだ。


今年最後の夏のインターハイが最後のチャンスだった。


これまでの結果を全て出すことが出来る貴重な時間だった。






だが、『C』の活動にも興味があった。


費用は全て伊藤が支払う。


仕事一つの報酬の中に入れて…


一回の任務達成で報酬二百万だった。





仕事と学校、どちらを選ぶべきか…



俺は迷い、産まれて初めて自分から人に相談をした。








『綾瀬マナ先生』に…
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