仮想世界に生きる少年
18. 総長
俺は飛行機に乗る前に伊藤に連絡した。



軍施設のデータと『ヘブン』に対する今後の扱い方といった『デレーブ』が『ヘブン』にもたらすとされる内容のことであった。



データはいづれ送ると話した。






本当なら神山にデータを渡すはずだったが、神山が来なかったからであった。





伊藤は「わかった」と話した。



俺は『ノワール』に行くと話すと、理由を聞かれた。



俺はアックから話された内容を話した。









連絡を終えて、俺は行きたくない『ノワール』へ向かった。












『ノワール』に着き、俺はマントを着た。



ノワールは辺り一面が砂漠の国だからだ。




マントを着なくては肌が焼けてしまう。



それに夜になると氷点下がマイナスになってしまう温度差の激しい国だ。
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