眼鏡っ仔☆@男子校



『──。。。。』


差し入れとか
持ってったことない私。。



タイミング?的なことが
わからない。。





てか差し入れって普通
放課後だよ....腐るし。。



───馬鹿。。





あー。。


もう嫌!!馬鹿!!


しかし
結果的にどの部活動も
突っ立ってるだけで
誰かしら声をかけてくれて....


タイミングを伺う必要など
なかった。。。


目立つのか、やっぱり。。


───
ただ....ひとつ例外が。。。。











最後にまわったバスケ部。。


なぜなら私はバスケ部に
入りたかったから。。



というか中学時代
下手ながらバスケ部に
入ってやってた。。


けど下手なのに故障(笑)



結果、引退試合も
出れなかった。。









──少しだけ悔しいって
思った。。


悔しいって。。




でも
それだけで終わっちゃった。。

中学。。

そのまま引きずって
何か結果を出す事ができなかった

そんな高校生活に


彩りをそえようと....




終止符を打とうと....



いつも何処かで
思っていたのだけれど。。。





きっかけが無くて....


でも今

見つかった。。




体育館に入った瞬間


何か感じた。ゾクッてした。。



───息をのんだ。。





















遊びじゃない、
この人たちは本気で
やっているのだと。


< 104 / 222 >

この作品をシェア

pagetop