眼鏡っ仔☆@男子校


『できますけど……?』

『なら、いい!なおさら!!』

『え?!ちょっと
 待ってください!!』

それを無視して
監督はドンドン進んで行く!!


『皆、集合っ!!』

はぇ?


体育館のド真ん中に立った
監督の指示により
続々とバスケ部員が集まる。


──────なんか視線が
怖い……。。。。




『いい知らせ!!


 このバスケ部に
 女の子が入る!』


『きゃぁっ。』

監督ぅ
私はモノじゃないんですけ…どっ


め、眼鏡...._(._.)_



とんでった……。。。。


お空は青いな大きいな♪


眼鏡がなければみえない、何も。


『よく見えない……。。』

『まぁ!!そんなこんなで
 試合を始めますっ!!』


───??

『古田、拓、工藤×2、この子
 VS
 イチネンセイっ!!』


え??
おいっ!!
待てって!!

『じゃ!遠藤さん着替えてきな!
 ソコのカーテン裏で。』



……?

え、、っと??


『さっさと着替えろ。』

くっ工藤。

『....兄貴、その言い方は
 ないだろ……。。』

わぁっソックリ!!


────だけど

『弟さんの方が
 カッコイイし優しそう....
 お兄さんも見習えば?』


『──は?』

───────無視。


『じゃ、言われた通り
 着替えてくるよ♪』


『おいっお前!
 言い逃げすんな!』



誰が待つか
この馬鹿!!


カーテン裏にさっと隠れる。



よし着替えよっ♪


ブレザーとシャツを脱いだ瞬間、



カサッ



『ん??』

『あのな、監督がっ//?!』


え……?工藤?!


『いやぁぁぁぁぁぁ!変態っ!』



(泣)


『お、おぃ....泣くな。』

『無理。どっか行って!』





оооо──



あのヤロー


なに考えてんだ!!

変態っ





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