眼鏡っ仔☆@男子校


『あ....聖、部活いかないの?』


『んっ?あぁぁ、部活いくよ、
 いくっ。だからミドリさん
 どいてください。』


えぇ………といった感じで
ミドリさんは抱き締めていた
腕をゆるめて、上目遣いで
聖をみてる…んだと思う。


───ベッドからは。


『仕方ない。部活さっさと行け』

『お、おぅ。』

聖はミドリさんを
避けるようにして
保健室を出ていった。






聖ってよんだけど無反応に
近かったな。

聖ってよんでもいいってコト?




それどころじゃなかったって
コトもありうるけども。

まぁ
聖ってよんでもいっか。



『ところでっ。』

パンっと手をうって
ミドリさん(♂)が
私の方をみた。


『っ?!』

至近距離っ!
近いっ近いってば。
ミドリさん(♂)
キレイ系だから男っぽく
てか男にしか私には
見えないんだってば。

『…これは噂になるわけだわ。
 純情だねぇ。ピュアだわ。
 ピュア。アイツらには
 もったいないわ。』








───は?

意味わかんないよー

てかこの状況
物凄くドキドキするっ。




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