眼鏡っ仔☆@男子校


『………帰るか。』

『うん。』

『家まで送ってく。』

『うん。………って、
 マンション、駅と違う
 方向だよ????』

思わず聖を凝視する。

『送るっていってんだから
 素直に送られればいい。』

『ん………。』

そう言って私達は
歩き出した。


───けど
私は後ろから何かの
視線を感じていた。

学校をでてきてからだった。
───間違いなく。

狙いは私なのか聖なのか
わからないけれど...

何か、誰かの視線。


少し怖くなって
聖との距離をつめた。




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