眼鏡っ仔☆@男子校







中学3年生の夏休み。


受験で悩むハズの季節を
私は楽しんでいた...とも
言えないけど普通の人よりは
満喫しただろう。



なにせ、中高一貫校ですから。




まぁ中高一貫校に受験
しちゃったから麗人との
接点がなくなっちゃったんだと
思う……。


その時、私は15だったから
晃人は22...。
大学生だった。




付き合ってる、って
言えるような人じゃないと
私も薄々わかってて

【どうしたら付き合ってるって
 言えるの……?】って
晃人にきいた...。


答えを言わないまま
私の服を脱がせていった。


私が頬を叩いて。

晃人か悲しそうな顔をして。


【僕からは逃げれない。】


ってそういった。。。





それから晃人が
別世界の人だって確信して
麗人の言葉をきいてれば
こんなことにならなかったって
こんなことになってから
わかって……。。。


私、バカだって思ったの。




だから誰にも話せなかったの。


晃人がそれからこわくなって
悪魔に見えて……。。。


隣に住んでるってだけで
気持ち悪くて……



お兄ちゃんだけに相談した。


お兄ちゃんは部屋においでって
言ってくれた。



お父さんもお母さんも
反対しなかった。


なんとなく勘づいてたと思う。


その事を。



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