眼鏡っ仔☆@男子校
『──俺、邪魔……?』
首を横にふる。
『そんなこと...ないから。
泊まってって、二人とも。
お願いだから...。』
こわいんだ...。
それに今、出ていったら
麗人も聖も……
───殺られちゃう.。
そんなの嫌、。
だから...
『いや、俺ら死なねぇし。』
『晃人だったら、もしかしたら
──殺しちゃうかもしれない。
だから...駄目、駄目、
絶対に駄目、。』
晃人だったら、絶対に
殺らないとは限らない。
さぁっ、と顔から
血が引く……。。。
『お前。まだ
なんか、あっただろ……?』
うん、あったといえば
あった...
『あった...けど
麗人に話していいか……
わから...ない。』
『大丈夫、俺は
傷つかないから。
もう、傷つくこと……ない。』
麗人はさびしく笑った。
あぁ、そっか
さっき私……
麗人のこと...。
『よく、わかんねぇけど。
手、握っててやる。』
『ありがと...。』
『俺も手、握ってる。』
両手に花状態で
私は過去の話を
し始めた……。。。