眼鏡っ仔☆@男子校
『柚子...?』
はっと我にかえる。
『晃人を部屋にいれてもいい?』
晃人は晃人で
多分、悪魔。なんかじゃ
ないって私は思ったし...。
それに、麗人のことも
気にかけてたし、ね。。
『あぁ...。
犯罪者でもなんでも
今はただの怪我人だ。
この感じが続くと
死んじまう...。』
そんなにひどいの!?
『ど、どうやってはこぶ??』
『俺と聖で運ぶから。
お前は救急セットとか
タオルとか水とか
用意しとけ。』
『わかった。
ソファに運んでね!!』
いろいろなものを用意した後..
麗人が手当てをしてくれて。
私と聖が手を出す
間などなかった。。
『──大丈夫だ。
出血が続けば危なかったが、
そんなにひどくない。』
多分、今日じゃ話を
きくのは無理だな...。
『晃人、何があったのかな…?』
ポツリ
独り言を呟いた。