眼鏡っ仔☆@男子校
この部屋は哀しみに
埋め尽くされているけれど
朝だ。
快晴だ。
雲一つない青空。
「朝ご飯…食べませんか?」
私の言葉にみんな少し
おどろいたけれど、
ほほえみかえした、みんな。
それは…イエスってこと?
────そぅ、ですよね。
ねぇ、慎、
人はみんな、ひとりじゃない。
誰かに支えられて
生きてるんだから。
支えっぱなしは辛かったでしょ?
だから…こんどは私達が
慎を支えてあげるから。