眼鏡っ仔☆@男子校


「別に…今からじゃなくていいからさ。」

「そう、ですか。」


そのあとちょっとほほえんで。


「柚子……様。」


いつか、その様がとれるように、。


無理か、。
無理かもしれないけど。


必ず、

私の周りにいる人を幸せにしてみせる。


そのために、みんなの力をたくさん
借りてしまうかもしれないけど。

「じゃあ、慎。約束。」


「何のでしょうか??」


小指を慎につきだして
慎も私の小指に小指を絡ませる。


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