眼鏡っ仔☆@男子校
☆*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚☆
柚子と慎が話し込んでる間──
「あの二人、いい感じだね。」
最初に口を開いたのは晃人で。
いつの間にか後ろにいた二人が
僕らを追い抜いて前をあるいていた。
「…旧友とあえたとか別のカンジが
俺はする。…慎にも俺と同じ
感情が…、あるのかもな。昔から
ずっと……。」
聖は黙ったまま、ただ二人を
みつめている。
「歩みがとまってるぞ、聖。」
「…ぁあ。」
「歩みもとまるだろうが…。
見失うなよ。柚子と己を。
見失ったら殺す。」
麗人が首をきるふりをして。
聖が麗人の頭をグシャグシャして。
「いいコンビだと…思わないか?」
「俺は思わないが。」
「そーすか。」
顔を見合わせて二人で笑うと。
「僕を忘れないでよ…、。」
寂しそうな声で晃人が二人に抱きつく。
指きりをしていた柚子が。
「いいトリオですねー。」
って叫んだから
僕らはいっせいに吹き出した。
慎も…笑っていた。
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柚子と慎が話し込んでる間──
「あの二人、いい感じだね。」
最初に口を開いたのは晃人で。
いつの間にか後ろにいた二人が
僕らを追い抜いて前をあるいていた。
「…旧友とあえたとか別のカンジが
俺はする。…慎にも俺と同じ
感情が…、あるのかもな。昔から
ずっと……。」
聖は黙ったまま、ただ二人を
みつめている。
「歩みがとまってるぞ、聖。」
「…ぁあ。」
「歩みもとまるだろうが…。
見失うなよ。柚子と己を。
見失ったら殺す。」
麗人が首をきるふりをして。
聖が麗人の頭をグシャグシャして。
「いいコンビだと…思わないか?」
「俺は思わないが。」
「そーすか。」
顔を見合わせて二人で笑うと。
「僕を忘れないでよ…、。」
寂しそうな声で晃人が二人に抱きつく。
指きりをしていた柚子が。
「いいトリオですねー。」
って叫んだから
僕らはいっせいに吹き出した。
慎も…笑っていた。
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