眼鏡っ仔☆@男子校
☆*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚+.*゚☆
「洋平さん。」
「…誰だ?」
くるっと向きをかえる、山村洋平。
「…お久しぶりです。」
「元気そうで。」
'よかった'という言葉は続かなかった。
「私…、結婚する。」
「…君が婚約したってきいた後、
アノコがきてさ…。」
山村洋平は柚子を指さす。
「'似てる'って直感した。」
「誰に?」
「あんた。」
──────心地よい沈黙…。
「アノコに兄がいたら…兄はアノコ
みたいな…人を選ぶなって思ったから。
君かな…って。」
「それだけじゃわかんないでしょ。
私とアノコの兄が結婚するとかは。」
「アノコのじいちゃんがさ、幸太って
いったからさ…そうかな、と。」
「あぁ、おせっかい爺。」
「そう、おせっかい爺、。」
二人で笑いあう。
「きっと大丈夫。うまくいくよ。
ほしょうする。」
「ほんと?」
「幸せになれるよ、きっと。」
「ありがとう。」
あの、爺ちゃんは…今、どこに
いるのかな…。
おせっかい爺。
【困ったら爺に言えよ。】
風のようにきて私と山村洋平の
お付き合いを母親に説得した後、
どっかにいった爺さん。
爺さん、今、困ってるの。
どうやって伝えればいいのよ。
苦笑しながら
「私、幸せになるわ。」
と山村洋平に言い放った。
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「洋平さん。」
「…誰だ?」
くるっと向きをかえる、山村洋平。
「…お久しぶりです。」
「元気そうで。」
'よかった'という言葉は続かなかった。
「私…、結婚する。」
「…君が婚約したってきいた後、
アノコがきてさ…。」
山村洋平は柚子を指さす。
「'似てる'って直感した。」
「誰に?」
「あんた。」
──────心地よい沈黙…。
「アノコに兄がいたら…兄はアノコ
みたいな…人を選ぶなって思ったから。
君かな…って。」
「それだけじゃわかんないでしょ。
私とアノコの兄が結婚するとかは。」
「アノコのじいちゃんがさ、幸太って
いったからさ…そうかな、と。」
「あぁ、おせっかい爺。」
「そう、おせっかい爺、。」
二人で笑いあう。
「きっと大丈夫。うまくいくよ。
ほしょうする。」
「ほんと?」
「幸せになれるよ、きっと。」
「ありがとう。」
あの、爺ちゃんは…今、どこに
いるのかな…。
おせっかい爺。
【困ったら爺に言えよ。】
風のようにきて私と山村洋平の
お付き合いを母親に説得した後、
どっかにいった爺さん。
爺さん、今、困ってるの。
どうやって伝えればいいのよ。
苦笑しながら
「私、幸せになるわ。」
と山村洋平に言い放った。
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