眼鏡っ仔☆@男子校

が、しかし


質問を止めないコイツ
(斎藤☆柘)
それにつっかかるコイツ
(工藤☆聖)

がとてもうるさくて
眠れない....


隣では古田君がスースー
寝息をたてて眠っている。



───眠れるんだ、この状況で。




横からみても綺麗な
顔だなぁ....と古田君を
ちょっとだけ観察。

まつ毛長い...
しかもカールしてる……


寝ていたハズの古田君が
パチッと目を覚ます。



『ふぁあ。』

潤んだ瞳がかっこよくって
本当に王子様みたいだなって
思う。。



───私って
シンデレラの魔法がかかる前の役
が一番、お似合い???

又は...
木の役とか????



そんな事をぼぅっと
考えてると...


『ねぇ?柚子...?』

『ん??』

ふ、古田君っ?!
ゆ、ゆゆゆ、柚子って
言った???

しかも何が『ん??』
だよ!私。反省してます...

『柚子...潤んだ瞳で
 ん??て言っちゃ駄目...』

いや眠かっただけだよ!
てか絶対、古田君の方が
潤んだ瞳が...
え、エロいってば//

わ、私
何考えてるんだろ……??

『古田君こそ。』

流石にエロいとは言えず。

『隼人でいいよ?』

『隼人君...』

完全
流されたよ、私。

でも何か話してるのはイヤ
じゃない。

『君、いらない。』

『隼人...でいいの?』

『ん。。』

自分で『言っちゃ駄目...』
とかいいながら
言っちゃいましたよ……??

まぁいっか?


寝よっ




キーンコーンカーンコーン♪
キーンコーンカーンコーーーン♪



なっ?!

『一時間目おわり。
 次は総学!文化祭について
 第一回目です♪俺が2連続☆
 嬉しいだろ♪じゃ☆』



嬉しくアリマセン。

私は寝たいのです...





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