眼鏡っ仔☆@男子校

キスはいちご味



『麗人、麗人ってば何処?!』

重い体を引きずりながら
どこにいるかわからない
麗人を捜す。。


──反省。
言い過ぎました。


ねぇ。だから麗人
私を嫌わないで……??




そしたら私、
男子校で生きていける
気が全くしないんだけど。



クラクラするし……。

『こほっ。ごほっ。』


───なんかヤバイかも。

喘息でちゃったかな……?


....なんで
しまってんの??

ここからしか自販
いけないみたいじゃん……?



外からまわれと??




──暴挙、暴挙すぎる。

自爆しろよ
て言ってんもんじゃん。。


──
『はぁ。』

溜め息を深くつく。


けど

自販機に向かった。。



───やっぱりなんだかんだ
言ったって


麗人



好きだよ。。


友達としてなのかな?
幼なじみとしてなのかな?
異性としてなのかな?




──今の私には
わからないんだ。

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