眼鏡っ仔☆@男子校
ゴー
ドライヤーによって
髪が揺らぐ。。
乾いている気は
まったくしない。。
テレビを見ながら
ボーっと。。。。
『....乾かないだろ。髪の毛。』
見かねたおにーちゃんが
髪を乾かす。。
『サラッサラだな、柚子は。』
そーですか、
私猫っ毛ですからね....
──眠ぃ
『ほゎぁ』
欠伸でてしまった
『ふぁぁあ』
おにーちゃんまで
うつった欠伸。。。
『はやく髪乾かして。』
『無理。』
──。。
寝たく....なっちゃうじゃん。
沈黙はなくなって....
少しだけ時が
動き始めた。。
~──
『乾いた。』
『ありがと。。』
───────
『……ねぇ、おにーちゃん?』
『ん??』
『一緒に寝てもいい?』
もう自分の部屋に入って
ベットに転がっている
おにーちゃんに
扉の隙間からきく。
『....寝るか。』
おにーちゃんは
ニコッて優しい笑みを返した。
『突撃ぃぃ!』
ボフンッ。
『コチョコチョ攻撃!!』
『о──//ぅ。』
『笑えよ!』
『勝ったな♪』
『まぁココは兄として
妹に譲るか。』
『素直に負けを認めろ!』
──
急におにーちゃんが
真面目な顔になった。