眼鏡っ仔☆@男子校
───
あれから10分
私の存在を忘れたのか?
麗人??
実は
ひとりになると涙が
出そうになってしまう....
くらい怖がりだったりする。
それは今も。。
──麗人
はやくこないかな??
とソコで
遠くから視線を感じた。。
……?
─れ、麗人!!
どうやら....
私がその場から
動くのを待ってるらしい....
──動くもんですか。。
変なところで負けず嫌いな私。
ただ
本当に怖い……
麗人がいるから....
少しだけ、安心できるけど。。
涙がこぼれおちそうで。
──何故怖いのかその理由は
なんとなくわかってはいた....
のだけれど。。
それは思い出したくない
思い出のひとつだから....
──ダメ、、
泣きそう。
と思った瞬間....
瞳からこぼれた雫が
頬を伝うのが見えたのか....
麗人が駆け寄って....
来てくれたんだよね?多分。。