眼鏡っ仔☆@男子校



───


あれから10分


私の存在を忘れたのか?



麗人??



実は
ひとりになると涙が
出そうになってしまう....


くらい怖がりだったりする。




それは今も。。






──麗人
はやくこないかな??


とソコで
遠くから視線を感じた。。


……?


─れ、麗人!!



どうやら....

私がその場から
動くのを待ってるらしい....



──動くもんですか。。




変なところで負けず嫌いな私。


ただ





本当に怖い……



麗人がいるから....

少しだけ、安心できるけど。。



涙がこぼれおちそうで。














──何故怖いのかその理由は
なんとなくわかってはいた....


のだけれど。。



それは思い出したくない


思い出のひとつだから....




──ダメ、、
泣きそう。

と思った瞬間....


瞳からこぼれた雫が
頬を伝うのが見えたのか....




麗人が駆け寄って....


来てくれたんだよね?多分。。



< 98 / 222 >

この作品をシェア

pagetop