大好きじゃなくて愛してる
ガシっ
私は類くんに両腕を掴まれ、
壁に押しつけられた。
「俺は本気だょ?」
類くんかっ、顔が近い//
「顔…近いょ///」
「このまま襲ってやりたい…」
徐々に顔が近づいてくる。
やばいっ!!
〜♪♪♪
!?!?
私の携帯かっナイスタイミングっ!
「はい。もしもしっ!」
「のんちゃ〜ん♪今度の水着撮影の場所と日にちが
決まったわよ!なんとねぇ…ハワイよ〜〜♪♪」
電話をでると美樹ちゃんは、
嬉しそうにいってきた。
「ほんとっ?やったっ♪」
「でね?水着特集の次に夏のデート服の撮影が
あるんだけど、特別に彼氏役が来てくれるんだって♪」
「彼氏役?」
誰だろ…
「まっそれはお楽しみにっ☆
ハワイは急だけど、明後日だから!
学校には私が連絡しとくわっ!んぢゃあね♪」
そう言って電話が切れた。
彼氏役って誰なんだろ?
「水着の撮影あんの?」
類くんが何故か不機嫌そうに言ってきた。
「あっ、うん!聞こえてた?」
「はっきりと。」
あははは…美樹ちゃん声大きいよ…
「希美ちゃんがハワイ行っちゃうと寂しいなぁ〜」
「あっ、お土産買ってくるから!ね?」
「…やっぱ希美ちゃん好きだー!!」
あの後教室に戻り、授業をうけた。