ありがとう
平凡な日々。
私はこの春、大学に合格し落ち着いた日々おくっている。

名前  三浦 楓
年齢  18歳
誕生日 1月26日

大学も家から通っていて、しかもこの大学で友達もできた。
友達の名前は美咲。
美咲と知り合ったのは、学校に行き始めて2日目。
美咲から声をかけてきてくれた。
どんな言葉だったかは忘れてしまったけど、すごく嬉しかったのは覚えてる。
私は人見知りで、知らない人に自分からなんて無理。
でも美咲はそんな私とは違い、誰とでも話せるって感じだった。
もう7月だから美咲とはなんだかんだで、3ヶ月くらいの付き合い。
最初はちょっと遠慮気味だったけど、今ではすっかり仲が良くなった。
もう呼び捨てし合える仲にもなった。
「美咲~っ、おはよう」
「楓おはよっ」
いつものように挨拶を交わす。
すべてが、あたりまえでありきたり。
そんな毎日。
「そろそろ授業行こっか」
美咲が言う。
「そーだね」
あたしと美咲は毎日同じ授業を受けている。
二人共、「夢」とかがあるわけでもないから適当な感じ。
あえて夢を言うなら、普通に働くこと。
かな?
美咲もきっとそうだろう。




今日の授業はもう終った。
「ねぇ、そこらへんでお茶でもしない?」
「いぃよ。どこにする?」
あたしは授業が早く終った日は美咲といることが多い。
今日もそんな日。
「あ~、でも家がいいかな?美咲の家に来てよっ」
おっ、珍しい!!
「うん、このまま行っていい?美咲の家久しぶりだなっ♪」
「そうだね~、でもたまにはいーでしょ?」
「うん、落ち着くしっ」
美咲は一人暮らししていて、アパートに住んでる。
大学の寮に住めばいいのに、あえて普通のアパートに住んでるらしい。
でも、いろいろ大変そう。
本当に美咲ってすごいなって思う。
あたしには無理そう。
いつも、散らかってるとか言ってNGなのに。
まっ、嬉しいけど♪
「着いたよ~」
美咲の部屋はキレイにかたずいていた。
あたしの部屋よりキレイだしっっ!!
美咲の部屋は2階建てのアパートの2階にある。
でも、このアパート造られたばかりで見た目のおしゃれで可愛いし、いい感じ。
中もまだ誰も住んでなかったからすごくキレイ。



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