狂愛



え……

桐谷君が私を見ている…。

恥ずかしくて顔が赤くなっていくのが

自分でもわかる

もしかして転んだ時にどこかぶつけちゃったかな?

私はしゃがみこんで桐谷君の顔を覗きこんだ

「あのー…大丈夫ですか?」

私は聞いてみた

「あ…」

桐谷君は何故だかとてもビックリしていた

「ごめんなさい!あっ…これ書類です」

私は桐谷君に拾った書類を渡した





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