gently〜時間をおいかけて〜
gently9〜時間を越えても〜
眩しい光に閉じていた目を開けたのと同時に、隣にぬくもりがないことに気づいた。
「――航…?」
隣にいたはずの航がいなくなっていた。
あたしは躰を起こすと、周りを見回した。
「航?」
そこに航はいなかった。
ベッドから出ると、冷たい空気が躰に触れた。
そうだ、あたしは航に抱かれたんだ。
でも、その彼がいない。
床に置いてある脱ぎ捨てた服は、あたしのものだけである。
「――航…」
あたしは服を全て身につけると、外へ飛び出した。
「――航…?」
隣にいたはずの航がいなくなっていた。
あたしは躰を起こすと、周りを見回した。
「航?」
そこに航はいなかった。
ベッドから出ると、冷たい空気が躰に触れた。
そうだ、あたしは航に抱かれたんだ。
でも、その彼がいない。
床に置いてある脱ぎ捨てた服は、あたしのものだけである。
「――航…」
あたしは服を全て身につけると、外へ飛び出した。