しぃくれっと・はぁと



「でもさ、諦められるの?好きな気持ち忘れられるの?あの2人、結婚しちゃったら、遠いかもしれないけど、愛生の親戚になるんだよ?」



「そんなの分かってるよ………。でも、邪魔とかしたくないもん。」


愛生はいじける。


「分かってるよ。分かってるもん。だけど、どうしようも無いじゃん。だって結婚まで考えてるんだよ?そこまでお互いのこと想ってる二人の邪魔なんか出来ない……。」


泣きそうになる。


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