しぃくれっと・はぁと



「どうした?何かあったのか?」


「愛生ちゃんが相手からボールを奪おうとした時、転けたんです。足捻っちゃったみたいで、」


隼人は心配そうに、しゃがみ愛生の顔を覗いてくる。


「大丈夫か?立てるのか?」


と聞いてきたので、愛生は隼人と目を合わさずに頷こうとした。


だけど女子たちが割り込んでくる。


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