しぃくれっと・はぁと



お、おぶるって!!


小さいときは抵抗無かったけど、今はちょっと………。



と思い、下を向く。


すると隼人から、


「いいから。動けないんだろ?」


と言われ、断る理由も見つからないまま、愛生は渋々隼人の背中に乗った。


隼人は愛生を背中に乗せて立ち上がる。


「みんなは練習を再開しててな。」


と言い残し、体育館を出た。


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