しぃくれっと・はぁと



入り口の近くにあった椅子に座る。


隼人は袋に冷凍庫から出した氷を入れ、干されているタオルに巻く。


それを愛生の捻った足に当てた。


「ありがとう……、」


愛生は小さい声でお礼を言う。


「あぁ」


と隼人が言った。


< 190 / 214 >

この作品をシェア

pagetop