しぃくれっと・はぁと



愛生はふと目をそらす。


すると、その光景を見ている人が、


菜依だ。



「菜依、」


と小さく呟くと、智仁も見る。



菜依はすごく哀しそうな顔をしてその場から逃げるように立ち去る。


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