続・女好き彼氏


部屋に入り、倒れこむようにベッドに倒れる。


階段をのぼるだけでこのだるさ。


あー、あたし死ぬのかねぇ。

なぁんて、風邪のときってものすごくネガティブになる。


そして…


「……」


ゴン。


あたしの場合、頭がおかしくなる。


ちなみにさっきの『ゴン』とゆう音はベッドから転げ落ちた音。


ベッドから転げ落ちた。が、全く痛くない。


だってそれは風邪を引いているから。


あたしは床に寝そべりながら天井を見上げる。


「あー…白いなぁ…」


(天井が白い)ってことです。


数時間がたってあたしはだるい体を起こす。


時計を見ると11時前。


どんだけ床で寝てたんだ。なんて、元気なあたしだったら思っただろう。


だが、風邪っぴきのあたしは何も感じない。







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