続・女好き彼氏


リビングを通り越してキッチンに向かう。


キッチンの冷蔵庫の中をあさったけど、食べるものはちくわイガイ何もなかった。


仕方ないからちくわとリンゴジュースを冷蔵庫から取り出して、リビングにあるソファーに腰かけた。



「はぁぁぁぁ」


右手にちくわを持ち、左手にリンゴジュースを持ちながら、天井を見てなっっっがぁぁぁいため息をついた。


いったいなんの夢だったんだ。


なくした記憶みたいに思い出せない。


ぼやぁぁっと覚えているのは、苦しそうな俺と笑っている女の子。






……。


いや…苦しそうなのは俺だったっけ??

あれ??

女の子の方が苦しそうだったかな??


あれれ??


頭がこんがらがってわからなくなってきた。







< 92 / 355 >

この作品をシェア

pagetop