続・女好き彼氏
リビングを通り越してキッチンに向かう。
キッチンの冷蔵庫の中をあさったけど、食べるものはちくわイガイ何もなかった。
仕方ないからちくわとリンゴジュースを冷蔵庫から取り出して、リビングにあるソファーに腰かけた。
「はぁぁぁぁ」
右手にちくわを持ち、左手にリンゴジュースを持ちながら、天井を見てなっっっがぁぁぁいため息をついた。
いったいなんの夢だったんだ。
なくした記憶みたいに思い出せない。
ぼやぁぁっと覚えているのは、苦しそうな俺と笑っている女の子。
……。
いや…苦しそうなのは俺だったっけ??
あれ??
女の子の方が苦しそうだったかな??
あれれ??
頭がこんがらがってわからなくなってきた。