ひざまくらの後は?
眩しい存在
週末の今日、私たちは姫乃ちゃんとの待ち合わせのために出かける準備をしている。
……正しくは、準備をしようとする私とそれを邪魔する智くん。
昨日の土曜日は智くんが休日出勤をしていたし、私もバイトが入っていたので私たちは会う予定にはしていなかったのだけど、やっぱり会いたくなって夜はそのまま智くんのお家にお泊りをした。
智くんの帰りを待っていたけど、仕事のあとそのまま上司とお友達と飲みに行って帰りの遅くなった智くんを待たずに、結局私は先に寝ていた。
そして朝ベッドで目覚めると、私の脇の下から胸の前まで伸びている、筋肉のつきが筋になってうっすら浮き出る美しい腕が見える。
はあ、相変わらず惚れ惚れするほど綺麗な腕です。
スッと人差し指で撫でる。
固いといえば固いが、今は力が入ってないので私の指が難なく沈む。
そうしてしばらく遊んでから、そろそろ朝食の支度をしようとベッドから起き上がろうとした。
ーーが、後ろから抱きこまれて身動きがとれない。
「え!あ、智くん!?起きてたんですか?」
……正しくは、準備をしようとする私とそれを邪魔する智くん。
昨日の土曜日は智くんが休日出勤をしていたし、私もバイトが入っていたので私たちは会う予定にはしていなかったのだけど、やっぱり会いたくなって夜はそのまま智くんのお家にお泊りをした。
智くんの帰りを待っていたけど、仕事のあとそのまま上司とお友達と飲みに行って帰りの遅くなった智くんを待たずに、結局私は先に寝ていた。
そして朝ベッドで目覚めると、私の脇の下から胸の前まで伸びている、筋肉のつきが筋になってうっすら浮き出る美しい腕が見える。
はあ、相変わらず惚れ惚れするほど綺麗な腕です。
スッと人差し指で撫でる。
固いといえば固いが、今は力が入ってないので私の指が難なく沈む。
そうしてしばらく遊んでから、そろそろ朝食の支度をしようとベッドから起き上がろうとした。
ーーが、後ろから抱きこまれて身動きがとれない。
「え!あ、智くん!?起きてたんですか?」