ひざまくらの後は?
UFOキャッチャーの間をキョロキョロしながら歩き、コインがたくさん出てくる大きな台を覗いて回っていると。
高校生くらいの男の子がたくさんのコインを出していた。
「ふわぁ、お兄ちゃんすごいねぇ!こんなにたくさん出てるの私初めて見ました!」
「……なんでガキが一人でこんな場所いるんだよ」
「ガキじゃないもん!私もう4年生になったんです!」
「はいはい、立派な4年生だな。で?親は?」
「お父さんはお仕事で、お母さんはお姉ちゃんの塾の送り迎えですよ?」
お兄ちゃんはとっても綺麗なお顔をしていたけど、すごく冷たい目をしていて見た目がちょっと怖かった。
「ふぅん、一人で来たのか?」
「ううん!おじいちゃんと一緒です!おじいちゃんと毎日お散歩してるんです〜」
そう言って笑うと、冷たい目だったお兄ちゃんが少しだけ笑ってくれた。
高校生くらいの男の子がたくさんのコインを出していた。
「ふわぁ、お兄ちゃんすごいねぇ!こんなにたくさん出てるの私初めて見ました!」
「……なんでガキが一人でこんな場所いるんだよ」
「ガキじゃないもん!私もう4年生になったんです!」
「はいはい、立派な4年生だな。で?親は?」
「お父さんはお仕事で、お母さんはお姉ちゃんの塾の送り迎えですよ?」
お兄ちゃんはとっても綺麗なお顔をしていたけど、すごく冷たい目をしていて見た目がちょっと怖かった。
「ふぅん、一人で来たのか?」
「ううん!おじいちゃんと一緒です!おじいちゃんと毎日お散歩してるんです〜」
そう言って笑うと、冷たい目だったお兄ちゃんが少しだけ笑ってくれた。