ひざまくらの後は?
意気込む私をチラリと見て、
「なんか言うことは?」
静かに告げる智くんは怒ってるっていうより呆れてるってかんじの表情をしている。
「智くん、私ってばいったいどんなご迷惑を……?」
「昨日、酒飲んでつぶれたお前を迎えに行ってここまで運んできたけど?」
「わわっ!ごめんなさい~~っ!昨日は大変ご迷惑おかけしました、今日はその分しっかりとお返ししますっ!」
土下座しようとした私を一瞥してから、
「はいはい、じゃあとりあえず昼飯よろしく」
顔にかかる髪を一束掬って、耳にかけてくれた。
その時に微かに触れた指先の感触だけで私の体温は爆発的に急上昇してしまう。
「なんか言うことは?」
静かに告げる智くんは怒ってるっていうより呆れてるってかんじの表情をしている。
「智くん、私ってばいったいどんなご迷惑を……?」
「昨日、酒飲んでつぶれたお前を迎えに行ってここまで運んできたけど?」
「わわっ!ごめんなさい~~っ!昨日は大変ご迷惑おかけしました、今日はその分しっかりとお返ししますっ!」
土下座しようとした私を一瞥してから、
「はいはい、じゃあとりあえず昼飯よろしく」
顔にかかる髪を一束掬って、耳にかけてくれた。
その時に微かに触れた指先の感触だけで私の体温は爆発的に急上昇してしまう。