ひざまくらの後は?
姫乃ちゃんのお願い
お酒で酔いつぶれた日の次の日に電話をかけてきたのは、大学の友達である桜庭 姫乃ちゃんだった。
『昨日は大丈夫だった~?』
と可愛らしい声で心配そうに聞いてくれれる彼女に、場を台無しにしてしまい申し訳い気持ちで謝りながら答えていると、
『迎えに来てくれた人ってー、天音ちゃんの彼氏さん?』
―――ドクン。
何気なく聞いたんだと思う。
姫乃ちゃんに他意はないと思うのに、どうしても不自然に高鳴る鼓動を抑えられなかった。
一瞬、言葉に詰まってしまったけど、何とか返事を返すことができた。
……変に思われてないといいんですけど。
どうしてもこのての話題に敏感になってしまう自分が嫌だ。
『昨日は大丈夫だった~?』
と可愛らしい声で心配そうに聞いてくれれる彼女に、場を台無しにしてしまい申し訳い気持ちで謝りながら答えていると、
『迎えに来てくれた人ってー、天音ちゃんの彼氏さん?』
―――ドクン。
何気なく聞いたんだと思う。
姫乃ちゃんに他意はないと思うのに、どうしても不自然に高鳴る鼓動を抑えられなかった。
一瞬、言葉に詰まってしまったけど、何とか返事を返すことができた。
……変に思われてないといいんですけど。
どうしてもこのての話題に敏感になってしまう自分が嫌だ。