今日も地球の上では☆1
「俺達が、今日、ここに何をしに来たか、分かりますか?」
わざと敬語で話し掛ける。
「もちろん! お仕事です! 小椋みう、初現場、頑張ります!」
一応、覚えてはいたんだな。
両手で握り拳を作って、『頑張れ』って言う感じでその手を軽く上下に振るミューを見て、俺は苦笑い。
「やる気だけあっても、仕事は終わんねぇーぞー」
俺がそう言って、手の甲で軽くミューの頭を小突いてから歩き出すと、ミューは『あっ』と小さく呟いて、俺の後をついて来た。
俺は日下部流(りゅう)、22才。
高校卒業後、コンピューター関係の専門学校に2年通い、専門学校時代に時々バイトをしていた、小さな測量会社に就職した。
同期入社したのが、高卒で入社したミュー。
わざと敬語で話し掛ける。
「もちろん! お仕事です! 小椋みう、初現場、頑張ります!」
一応、覚えてはいたんだな。
両手で握り拳を作って、『頑張れ』って言う感じでその手を軽く上下に振るミューを見て、俺は苦笑い。
「やる気だけあっても、仕事は終わんねぇーぞー」
俺がそう言って、手の甲で軽くミューの頭を小突いてから歩き出すと、ミューは『あっ』と小さく呟いて、俺の後をついて来た。
俺は日下部流(りゅう)、22才。
高校卒業後、コンピューター関係の専門学校に2年通い、専門学校時代に時々バイトをしていた、小さな測量会社に就職した。
同期入社したのが、高卒で入社したミュー。