今日も地球の上では☆1
ミューは、なんとか俺を見て説明を聞いてたけど、無言で首をプルプルと左右に振った。
怖いんだろう。
でも、いつまでもこのままでは居られない。
「俺がちゃんと引き上げてやるから、安心して? なっ、ミュー」
ミューが下唇を噛んで、ジーっと俺を見た。
そして。
「わ、分かった……流くん、お願い、助けて」
俺は頷いた。
「『せーの』で俺の手を掴んで……行くぞ? せーの!」
ガシッ
ミューが伸ばした片手を、俺はしっかりと掴んだ。
「いいか? 次、行くぞ? いっせーのせっ!」
グイッ
俺が第1段階で引っ張ると、ミューは俺が言った通り、空いてた片手で上にある別の木を掴み、さっき掴んでいた木の上に足を掛けて乗っていた。
怖いんだろう。
でも、いつまでもこのままでは居られない。
「俺がちゃんと引き上げてやるから、安心して? なっ、ミュー」
ミューが下唇を噛んで、ジーっと俺を見た。
そして。
「わ、分かった……流くん、お願い、助けて」
俺は頷いた。
「『せーの』で俺の手を掴んで……行くぞ? せーの!」
ガシッ
ミューが伸ばした片手を、俺はしっかりと掴んだ。
「いいか? 次、行くぞ? いっせーのせっ!」
グイッ
俺が第1段階で引っ張ると、ミューは俺が言った通り、空いてた片手で上にある別の木を掴み、さっき掴んでいた木の上に足を掛けて乗っていた。