今日も地球の上では☆1
同期とは言え俺の方が2つ上なのに、先輩達と同じく『流くん』って呼ぶし、話す時はタメ口だし……俺って何かナメられるような事でもしたか、と思っていたけど……そりゃぁ、同い年だと思ったら、そうもなるよな?
その後、俺が2つ上だと知り、真っ赤な顔して必死に謝るミューを見ていたら……なんだか可愛らしく感じたんだ。
旅行から帰った後、ミューは必死で『流さん』と呼んで敬語を使おうと努力した。
けど、どうやらそう言う切り替えはうまく出来ないタチのようで、失敗する度、落ち込むミューが可哀相だったから『今まで通りでいいよ』なんて、言ってしまった。
そして、2年半、この調子。
「流くん、あったよ! これでしょ?」
いつの間にか追い越していたミューが、屋上のコンクリートを指差して言った。
思わず、苦笑い。
天然でぽや~んとして、普段は誰かの後ろをついて行くタイプなのに、時々、率先してみんなを引っ張っていくような行動力を示す時があるんだよなぁ。
その後、俺が2つ上だと知り、真っ赤な顔して必死に謝るミューを見ていたら……なんだか可愛らしく感じたんだ。
旅行から帰った後、ミューは必死で『流さん』と呼んで敬語を使おうと努力した。
けど、どうやらそう言う切り替えはうまく出来ないタチのようで、失敗する度、落ち込むミューが可哀相だったから『今まで通りでいいよ』なんて、言ってしまった。
そして、2年半、この調子。
「流くん、あったよ! これでしょ?」
いつの間にか追い越していたミューが、屋上のコンクリートを指差して言った。
思わず、苦笑い。
天然でぽや~んとして、普段は誰かの後ろをついて行くタイプなのに、時々、率先してみんなを引っ張っていくような行動力を示す時があるんだよなぁ。