今日も地球の上では☆1
ミューが頬を膨らませ、俺の胸をポカポカと叩いた。
俺はその手を、ギュッと掴んだ。
ミューが首を傾げる。
「ミュー? 早く食べないと、昼休み、終わっちゃうぞ?」
「あっ!」
ミューが時計を見た。
12時20分。
「では、俺のお姫様が作ってくれた弁当、頂こうかなぁ♪」
「りゅ、流くん、変! 『俺のお姫様』とか……そんな恥ずかしい事、言うなんて……」
まだ俺が掴んでいる手を、ブンブンと上下に振って、振り解こうとしているけど……目の前に見えるミューの顔は真っ赤だった。
「イヤ? こう言うの?」
俺がそう訊くと、ミューの動きが止まった。
そして、キョロキョロと視線を泳がせるミュー。
「イヤじゃ、ないよ……本当は、流くんに特別扱いされているみたいで、ちょっと嬉しい……かも?」
『みたい』じゃなくて、そうなんだけど……まぁ、いいや、ミューが喜んでいるなら。
そして、それから一緒にミューの手作り弁当を食べた。
お昼休みのわずか1時間だけの、甘い時間。
あっという間に終わってしまって、『今度一緒に休める日があったら、絶対デートしよう』……そう強く思った。
俺はその手を、ギュッと掴んだ。
ミューが首を傾げる。
「ミュー? 早く食べないと、昼休み、終わっちゃうぞ?」
「あっ!」
ミューが時計を見た。
12時20分。
「では、俺のお姫様が作ってくれた弁当、頂こうかなぁ♪」
「りゅ、流くん、変! 『俺のお姫様』とか……そんな恥ずかしい事、言うなんて……」
まだ俺が掴んでいる手を、ブンブンと上下に振って、振り解こうとしているけど……目の前に見えるミューの顔は真っ赤だった。
「イヤ? こう言うの?」
俺がそう訊くと、ミューの動きが止まった。
そして、キョロキョロと視線を泳がせるミュー。
「イヤじゃ、ないよ……本当は、流くんに特別扱いされているみたいで、ちょっと嬉しい……かも?」
『みたい』じゃなくて、そうなんだけど……まぁ、いいや、ミューが喜んでいるなら。
そして、それから一緒にミューの手作り弁当を食べた。
お昼休みのわずか1時間だけの、甘い時間。
あっという間に終わってしまって、『今度一緒に休める日があったら、絶対デートしよう』……そう強く思った。