愛空
優しすぎるよ…みんなは………


でもっ…でもねっ…
……離れなければ


君たちが傷つくんだ…。


もう誰かが傷つくのはみたくないんだ……


--ごめんね

私は泣きたいのを


我慢し俯いていた顔をあげた。



ふぅ



「私もう疲れてちゃった。毎日毎日見張りいるしさっ〜自由時間ないし…。ってか最初からあんたたちの事仲間なんて思ったことないんだよね〜フッフッちょっと顔がいいからきょーみ本位でちかずいただけ」


だいき「えっ?」

もうこの関係には
戻れないと思った。

でも私はいいと思ったんだ…彼等が傷つかなければ。


「っ…だけど嫌になっちゃった……まぁさいっしょっから…仲良くするつもりなかったのにさぁ!…ちょーと優しい言葉かけたらみんなホイホイついてきちゃって…フフっまぁ顔はいいしさっフフッ
でももう飽きちゃった…ってことで仲良しごっこはおわり…じゃあ…」



心『本音じゃないよねるうちゃん。』


「ぜーんぶ本音あたりまえじゃん」


雷「うそだろ!!」



「はぁ〜何回いわせんの本音だっーの」


だいき「おれらは…お前に遊ばされてたんだ……!…仲間だなんて思った俺がばかやった!!」

「ふふっサヨナラお馬鹿さん」…
つっ…………




陸「るーちゃんっ!」
陸が追いかけてきた。



パシッッ


陸「えっ?」




『…ごめん…りくっっ………』




……『ハナれたくないょ……………っっ…………。』



陸「るーちゃんっ!!!」














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