愛空

なんかとてもいやすごく嫌な予感がした……。

急いでその場を立ち去ろうと
したとき………

ガチャ

中から人が出てきた………………………………………………
そいつを見た瞬間サァーと血の気が引いた……


『た…ちか…わ』
声がでなかった……。


『覚えててくれたんだ。るうちゃん』
気持ち悪い声に吐き気がした…。あの頃と変わらない不気味な声に…。

「ねぇ元気だったぁ?」

立川…私がこの世で
一番恨んでるやつ… 私のっ私のっ大切な人をっ

『まぁい〜や〜るうちゃんはいま龍華いるらしいね……』

『だからなんだよ』
自然と声が低くなる

『あんま怒んなよ……クック…これは警告だよ〜。またあの事件が繰り返される。ははっお前のせいで龍華みんなはみーんな生きてられないかもね〜……じゃまたね〜』

そういうと
立川は去って行った…………………………



私はその場で呆然と
たっていることしかできなかった…………





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