‡いとしきみ‡
リモコンに手を伸ばし、リモコンを手に取って、今の状況に気が付いた。
『やべ…近けぇっ』
そう。リモコンは美紀のすぐ左隣に置いてあり、俺は右手でリモコンを取った。
向かい合っていた為、リモコンを取り終えた俺が、ふと顔を上げると、目の前には真っ赤な顔して俺を凝視してる美紀が。
『やべぇ。抑えろ。抑えろ俺』
「ごめん」
そう言って、パッと美紀から離れ、元の位置に戻った。
「あ…うん。大丈夫…」
少しして、ポカンとした顔をしていた美紀が答えた。
テレビを付け、気持ちを落ち着かせようと、静かに、美紀にばれない様に、鼻だけで大きく深呼吸した。
『…心臓飛び出るかと思った』
彼女になった途端に、急にそんな目で見てしまった自分に、少し嫌気がした。
『やべ…近けぇっ』
そう。リモコンは美紀のすぐ左隣に置いてあり、俺は右手でリモコンを取った。
向かい合っていた為、リモコンを取り終えた俺が、ふと顔を上げると、目の前には真っ赤な顔して俺を凝視してる美紀が。
『やべぇ。抑えろ。抑えろ俺』
「ごめん」
そう言って、パッと美紀から離れ、元の位置に戻った。
「あ…うん。大丈夫…」
少しして、ポカンとした顔をしていた美紀が答えた。
テレビを付け、気持ちを落ち着かせようと、静かに、美紀にばれない様に、鼻だけで大きく深呼吸した。
『…心臓飛び出るかと思った』
彼女になった途端に、急にそんな目で見てしまった自分に、少し嫌気がした。