‡いとしきみ‡
それから更に、一週間が過ぎた。
情けないんだが、キナちゃんとは、まだ挨拶止まりだったりする。
1ヶ月経てば、3人から2人へと、シフトが変わる。
新人のキナちゃんの、研修期間が終わるのだ。
どうにかしなくては…。
ローテーションを組まれて、キナちゃんと2人になる事もあるだろう。
『絶対無理…』
心の中で葛藤(カットウ)していた俺に、
「優ちゃん、キナちゃんの歓迎会やろうと思うんだけど、来る?」
と、突然麻衣子さんが話しかけて来た。
“これは近付けるチャンスだ”
とばかりに、2つ返事で
「行く!」
と答えた。
その後、キナちゃんに話しに言っていて、
戻って来た麻衣子さんは、
「夜のクルー(店員)の子も適当に誘うから」
男の子、優ちゃんだけじゃなくて残念だね。
と、にやにやしながら続けた。
情けないんだが、キナちゃんとは、まだ挨拶止まりだったりする。
1ヶ月経てば、3人から2人へと、シフトが変わる。
新人のキナちゃんの、研修期間が終わるのだ。
どうにかしなくては…。
ローテーションを組まれて、キナちゃんと2人になる事もあるだろう。
『絶対無理…』
心の中で葛藤(カットウ)していた俺に、
「優ちゃん、キナちゃんの歓迎会やろうと思うんだけど、来る?」
と、突然麻衣子さんが話しかけて来た。
“これは近付けるチャンスだ”
とばかりに、2つ返事で
「行く!」
と答えた。
その後、キナちゃんに話しに言っていて、
戻って来た麻衣子さんは、
「夜のクルー(店員)の子も適当に誘うから」
男の子、優ちゃんだけじゃなくて残念だね。
と、にやにやしながら続けた。