‡いとしきみ‡
「ごめん。でも、本当にあの子とは何も無い!稔と会ってたのも本当だし、稔の彼女が、その子の姉ちゃんで、ばったり出くわして、昔の誤解を解いてただけだ!やましい事は何1つ無い!
…前は好きだった。でも、本気で今は美紀しか好きじゃない!信じろってのは無理かも知んねぇけど…
信じて貰える様、努力する!今までいっぱい心配かけた分、いっぱい美紀の事大事にする!
だから…」
 
 
小刻みに揺れていた肩が、一層激しく揺れていた。
 
 
言葉で何を言っても、今まで俺のして来た事を考えると、許せなくても当然かも知れない。
< 233 / 246 >

この作品をシェア

pagetop