‡いとしきみ‡
「18時〜3時のフリータイムで。…で大丈夫?」
稔が美紀ちゃんと夢佳ちゃんに聞いた。
「アタシらは大丈夫だよ。ねっ?」
「うん。大丈夫」
でも…。
と言葉をつむんだ。そう。確かに17の俺達では、深夜のフリータイムは予約出来ない。
「あっ、じゃあフリータイムで」
「会員カードか身分証明証はお持ちでしょうか?」
「はい。これ」
「はい。お預かりします…。部屋室は、08号室へよろしくお願いします。」
『…ん?え?何で?』
会員カードを出した稔を、部屋へと言う店員。
どうなってるんだ?と会員カードをよくよく見てみると
“佐々木 満”
と書いてあった。
その名前の人は、稔の4つ上の兄貴だ。
『………。犯罪だろ。それは…』
何てずる賢い…いや、気転がきく奴だ。
そう思いながら、案内された部屋に向かった。
稔が美紀ちゃんと夢佳ちゃんに聞いた。
「アタシらは大丈夫だよ。ねっ?」
「うん。大丈夫」
でも…。
と言葉をつむんだ。そう。確かに17の俺達では、深夜のフリータイムは予約出来ない。
「あっ、じゃあフリータイムで」
「会員カードか身分証明証はお持ちでしょうか?」
「はい。これ」
「はい。お預かりします…。部屋室は、08号室へよろしくお願いします。」
『…ん?え?何で?』
会員カードを出した稔を、部屋へと言う店員。
どうなってるんだ?と会員カードをよくよく見てみると
“佐々木 満”
と書いてあった。
その名前の人は、稔の4つ上の兄貴だ。
『………。犯罪だろ。それは…』
何てずる賢い…いや、気転がきく奴だ。
そう思いながら、案内された部屋に向かった。