俺様狼と子猫少女の秘密の時間①
「…………えへ?」
「中一の範囲だっつーのに」
「んあっ…」
体に手を伸ばされて、慌てて口元を押さえる。
すぐにその手ははずされて…代わりに先輩の唇で塞がれた。
「っ先輩……っべんきょー進まないじゃないですかぁ…」
「感じてたくせに」
「にゃあ!」
カッと顔を朱に染め、シャーペンを握った。
「早くやっちゃいますっ」
「くくっ…」
笑うとこじゃないもん!
絶対間違わないっ。
覚悟を決めて、脳みそフル稼働。
爆発寸前までフル稼働。
その甲斐あってか……。
「…よし」
「ふにゃあ~~…」
ようやくOKが出ました…。