俺様狼と子猫少女の秘密の時間①
ちょっと行き過ぎました…。
自覚します。
「……ハァ」
「だからうぜぇんだよてめーはよ」
「すみません……ハァ」
「……」
わっ!
今っ今、ピキッて今いったよ今!?
眉…上がってる。ピクピクしてるよ。
「…あ、あの……す、すみません…」
冷や汗を握り締め、明らかにブチ切れ寸前の先輩に謝った。
こめかみが……!!
さらに冷や汗たらたらになるあたしをよそに、ガシガシッと頭を掻いてそのまま、
「あーったく。…言え」
あたしを見てそう言った。
……。
「…家?」
「犯すぞ」
「すみません」
だって急に言えって言われても…なにを?