俺様狼と子猫少女の秘密の時間①
暴走してしまいそう!!
「先輩……」
「なに?」
「あのほら、あそこ陽が当たってあったかいですよ」
明るい所を指差して言った。
「……悠由がいい」
「!」
んなっ……。
なにを…仰いますか…。
あたし先輩の…彼女じゃないよ……。
そんな風に扱わないで欲しい。
その大事そうな手つきも…。
愛しいものを見るような目も…。
みんなみんな。
やだよ。変になっちゃう。
「先輩…?」
「もう少し」
……。
授業…休んじゃおうかな…。
そんな考えが頭を過ぎってしまった。