ばくりっこ
2月14日

今日は、涼に告ったよぉ~❤
結果は…OK!!
もう、超嬉しいんですけどぉ!!
涼、顔真っ赤だったしwww


その時、ものすごくドキドキして、私も顔が真っ赤だった。


でも、涼のほうが真っ赤だったよ。


「え~~っ」

「今渡しちゃいなよぉ!」

私は、親友の佐々木 みうと、阿部 佑奈(ゆうな)、西口 真理(まり)にせかされて、1通の手紙を手に持っていた。


涼に渡す手紙。


涼とは、私の好きな人、長島 涼。


小5のときに転校してきて、一目ぼれした。


とってもまぶしくて、一目ぼれってこういうのなんだ!って、思った。


「渡せないよぉ…渡してきてっ!!」


そういって私は手紙をみうたちに渡した。


そして、走って教室に戻る。


教室は、とっても騒がしくて、さすが小学生と言えるほどだった。


私の名前は仲川 優梨亜。


小学5年生の冬、今、涼という好きな人に告ろうとしている純粋な少女。


頭もよく、かわいくもないが、結構明るい性格だった。


今は、中休みと呼ばれる25分間の休み。


その時に、私は告る事を決めた。


きっかけは、みうの言ったことだった。


「うちねぇ、泰斗と付き合ってるさぁ~」


・・・??


付き合う??


小5で??


その時のわたしの顔は、とてもびっくりしていた顔だったと思う。


小学5年生の私には、まだ付き合うとか、そういうことが全然わからなかった。


「…ほんと?」


「うん、ほんとほんと!!あ!そうだぁ!」


みうの目がきらりと光る。


「優梨亜も告っちゃいなよッ!!」


「えぇぇぇぇ!!」


「絶対優莉亜なら付き合えるって!」


「そうかなぁ??」


「うん!絶対に!」


そんな小さなことで、私は告る事を決めてしまった。
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