チョコレート・ドロップ

好きになるのに理由なんていらない


入学してから3週間がたった

俊が部活動の見学に付いてきてくれと


言うんだから…


中庭でたくさんの部や同好会が


部員集めをしている。


「どこに入ろうかなぁー。」


真剣な悩んでる俊。


中学までバスケ部だったんだから、


そのまま続ければいいんじゃないのか?


「ねぇねぇ、軽音部入らない?」


「部活する気ないんで…。」


俺は中学も部活には入ってない。


やる気ないからな。





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「神門 宏樹君??」


「そうだけど…。何?」


「ビンゴ★部活何入るか決めた?」


「入る気ない。」


「それは大歓迎!!バスケ部来いよ。
 友達も一緒に!」


え?

また面倒なのにからまれた…


俊は普通に付いて行ってるし。


だから、部活する気ないんだって。


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